みずがらす
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最後の息子 吉田修一
●オカマと一口に言っても、私の浅はかな推測だけでも3種類はいると思うんですよ。

1.服装も肉体も男
2.服装は女だが肉体は男
3.服装も肉体も女(工事済み)

 今回のお話に出てきた閻魔(えんま)ちゃんというオカマさんは、オカマバーで働いてるので多分2か3だと思うんだけど、こういう分け方をした場合、恋愛対称というのはどうなるのかというのがかなり疑問だったりします。全員が、精神的には女性という風に意識してるわけですよね、だから♂×♂を楽しみたいホモの人とは違って恋愛は女性として扱われたいって言う人もいるはずで・・・
そうすると三番はいいんですけど、1とか2になってくると行為自体もなかなか男女のようには行かず・・・ということがあると思うんですよ。

 そういう狭間にいて悩んでいるオカマの人ってどんな気持ちなのかは私にはなかなか分からないんですけど、この本を読むと少しだけどその大変さとか切なさとかが伝わってくるような気がしました。相手に迷惑がかからないようにはどうしたらいいか必死に悩んだりして、寝顔をただ眺めることしか出来なかったり。
 生まれつきの女性よりも遥かに純粋で母性的な閻魔ちゃんは、少年だけじゃなくて私たち女性読者にも大切なことを教えてくれたなって思います。

 例えの表現がウマイ!って思ったり、場面のフェイドアウトも秀逸だな、なんて思って見てましたが、同時収録の二作はちょっと蛇足だったかなと思いました。似たような設定が多すぎるし、舞台が長崎ばかりで飽きる。
 あと、あそこまでこだわる所からすると作者はホモなのかってのが始終気になりました。

最後の息子
最後の息子
18:45 | オススメ(本・音楽・映画) | comments(0) | trackbacks(0)
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