みずがらす
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お菓子ガスと蛍光灯強盗小池
【あらすじ】
 前回お菓子だけにおかしな提案をしてしまった自分のせいで、この日の分も引きずって更新している奈々さんでした。

 「お菓子ガス」と「蛍光灯強盗小池」のどちらが言葉遊びたるに相応しいかと言う事についてだが、私は断然後者であると思う。何故なら後者は「小池が蛍光灯を強盗する」というドラマ性を帯びている上、さらに回文としても成立しているのだ。それに対し前者は、お菓子がガスでどうなったのかが明確に記載されていないので、お菓子の匂いのガス・お菓子を食べたらガスが出た等、複数の可能性も帯びており非常に不安定である。

 蛍光灯を強盗するという行為についてのみ考えてみると、蛍光灯は普通部屋や廊下の天井に設置してある形なので、それを取り外して持ってくるとなると果たして強盗と言えるのかという疑惑が浮上する。奪われることを拒否する持ち主がいてはじめて強盗と言えるのであって、誰もいない所でやっては単なる「泥棒」である。となると蛍光灯は電気店及びそれに類似する所で脅迫的に奪われたと考えるのが自然である。小池が電気店に行き、何食わぬ顔で店内をうろつき、ひとけがないのを確認して店員にナイフを突き出し「おい、蛍光灯を寄越せ!」と咆哮している所を想像して欲しい。なんと趣のある構図ではないだろうか。

 更にここで忘れてはならないのが、「蛍光灯強盗小池」が実際に使用される場面である。「お菓子ガス」は既に「リンナイガス」のように名詞化しており静物感と無機物感が漂っているのに対して、「蛍光灯強盗小池」が使われるためには強盗に遭った店で咄嗟に叫ばれた言葉か、もしくは事件後に周囲の人に嘲笑と侮蔑の意味を込めて囁かれる言葉だとするとしっくりくる。どちらにしても小池が相当恥ずかしいことになるのは必至だ。前者だとすると店の中には小池の名前を知っている人間が居合わせたことになり、その構図は更に惨めさを増す。後者の惨めさは言うに及ばず。なんとも躍動感があるではないか。

 いずれにせよ小池は名指しで蛍光灯強盗を非難されているので全国の小池さんに対して相当なダメージを与えられると言う点からも非常に趣があると思う。盗んだモノが蛍光灯であることが事態を深刻化させずフッと場の緊張をほぐすスパイス的な要素を果たしているのでまた一興である。

 ただ、「お菓子ガス」の前に「スガシカオが」とつけてしまうと「スガシカオがお菓子ガス」となり、回文となるばかりか一気に文脈も面白くなってしまうのでそこは目を伏せておきたい。
03:34 | コラム(テキスト一般) | comments(0) | trackbacks(0)
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